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奥田のコラム

21世紀養生塾沖縄「天遊会」代表の奥田清志です。
ここでは健康に関する事を中心に、印象深い日々の出来事や、時には忘れ難い過去の思い出話なども含め、私の近況報告とさせていただきます。
( コラム中の画像はクリックで拡大します)
奥田清志


奥田のコラム(NO159) アンディー・ウイリアムスさんの訃報 ( 2012/09/28 )

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 9月26日の新聞でアンディ―・ウイリアムスさんの訃報を知り、私はしばし深い寂しさの中に沈んでおりました。享年84歳との事です。
9月27日の夜のTVニュースでは、彼の晩年の写真が映り、長年私の頭の中にあったイメージとはあまりに違っていて、私は愕然としたのでした。

 私は、アンディー・ウイリアムスと、もう一人、ハリー・ベラフォンテには若き日の想い出があるのです。
今からもう50年程も昔の事で、私がまだ土佐の高知の片田舎から東京に出て間もない大学生の頃かと思われます。その当時の私の楽しみといえば、月に一回ぐらいだったでしょうか、渋谷道玄坂にあった渋谷食堂で、40円の¨焼きそば¨を食べるのが何よりの楽しみでした。

 そんな貧乏の時代に、何故か私はアンディ―・ウイリアムスとハリー・ベラフォンテのステージを見に行っているのです。当時の入場料がいくらであったかの記憶はありませんが、恐らく渋谷食堂の¨焼きそば¨の50倍〜100倍であったに違いありません。そんな大金が当時の私のどこに潜んでいたのか、どんなに考えてみても解らないのですが、とにかくこの偉大な二人のステージを見ているのです。

 ハリー・ベラフォンテの会場は、「産経ホール」であったと記憶しております。「産経ホール」であれば、どんなに安い席であったとしても、彼のステージの様子はそれなりに見えたと記憶しておりますが、アンディ―・ウイリアムスの会場は、横浜方面の大きな体育館のような所でした。

 私の席はその会場の最上階最後方の立見席であったせいか、彼のステージ姿は、まるで蟻が動いていたような印象しか残っておりません。しかし、音楽はどんな遠くの席にもちゃんと聞こえていたのです。私は今でも、彼のあの時のステージが、私の人生で最高のときめきと夢の世界であったような気がしております。

 そんな事の影響かも知れませんが、私は50年経った今でも、アンディ―・ウイリアムスの歌を、車の運転中に聞いているのです。私のフィーリングに一番よく合う外国人の歌手はアンディ―・ウイリアムスのような気がしてなりません。

 アンディ―・ウイリアムスさんは亡くなりました。今となっては、どれ程のお金を出しても、もう彼のステージを見る事は出来ませんが、私は一生涯50年前のあの日の感動を想い出しながら、CDを通して彼の歌を聴き続けるに違いありません。
 ハリー・ベラフォンテの消息については私は何もわかりませんが元気でいて欲しいものです。
 今夜は偉大なお二人の歌をCDで聴きながら、ゆっくりと眠りにつきたいと思っているところです。  合掌                    (2012・9・27日の記)
写真上:アンディー・ウイリアムスさん訃報の記事
写真中:アンディー・ウイリアムスさんのCD
写真下:ハリー・ベラフォンテさんのCD


奥田のコラム(NO158) 映画「カラカラ」県内初上映試写会 ( 2012/09/20 )

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 昨年、沖縄を舞台に制作され、この度 、第36回カナダ・モントリオール世界映画祭で「観客賞」と「オープネス・トゥ・ザ・ワールド」(世界に開かれた視点賞)のダブル賞に輝いた映画「カラカラ」の一般試写会が、沖縄で開催されました。9月17日の事ですが、大勢の映画ファンや関係者がこの試写会につめかけておりました。

 私も何故か、この映画とのご縁をいただき、ほんの少しですが,気功の先生役で出演しましたので、家内と一緒にご招待していただきました。
 監督のガニオンさんと、プロデューサーの宮平貴子さんが、グランプリ受賞の喜びを語られ、また、一人でも多くの人達にこの映画のPRをお願いしたいとの発言がありましたので、私もこのコラムを通して全国の友人知人にお伝えしようと思います。

 この映画は、60歳になるカナダ人の男性が、人生に失望し、家出をし、沖縄での気功セミナーに参加したのがきっかけとなり、沖縄在住の主婦と出会い、そこから思わぬ人生が展開していく事になるのです。
 あまり多くを語っては興味が半減するかも知れませんので、監督のガニオンさんと宮平プロデューサーの喜びの言葉を紹介する事にとどめておこうと思います。

*ガニオン監督の言葉:
 沖縄の皆さんに一番先にこの映画を見て欲しかった。そんな訳で今日は私にとって特別の日です。
 この映画に与えられた二つの名誉あるトロフィーは、沖縄の皆さんのものです。皆さんと共にこの喜びを分かち合いたいのです。この映画が沖縄のこれからの将来に繋がる事になれば、嬉しい限りです。

*宮平貴子プロデューサーの言葉:
 モントリオール世界映画祭では、約1000人のお客様が集まって下さり、この「カラカラ」に盛大な拍手が長い間続きました。この盛大な拍手は、この映画にかかわった沖縄の皆さんに贈られたと思い、感無量でした。
「観客賞」と「世界に開かれた視点賞」の名誉ある二つの賞は、まさにオール沖縄で獲得したものだと思います。
 本当に有難うございました。(尚、この映画は来年1月12日より沖縄で、全国上映は1月19日より各地で上映されます。)
                     (2012・9・20日の記)

写真上:カナダ・モントリオールの試写会風景
写真中:受賞を喜ぶガニオン監督と宮平プロデューサー
写真下:「カラカラ」パンフレット(日本語版)


奥田のコラム(NO157) 第19回・帯津良一先生健康講演会in沖縄(その2) ( 2012/09/08 )

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

ー沖縄養生塾・塾生による太極拳発表会ー

 第19回・帯津先生健康講演会の第2部は、今回初めて沖縄養生塾の生徒さん達による気功・太極拳をプログラムの中に入れさせていただきました。
短期間ながら、日頃の姿を帯津先生に見ていただこうと、張り切って練習に励みました。 帯津先生の目の前で、誰もが全身を震わせながらの演舞でしたが、それだけに、一生の思い出に残る記念すべきステージになったに違いありません。出演者全員の名前をここに記して、思い出の証にしようと思います。

1、浜辺の歌(てぃるる初級クラス・豊見城教室・あやかりの杜教室・名古屋教室)
越智和枝・新垣長紀・上津敏・新城廣子・中村和子
垣花美恵子・大城チズヨ・大見謝与美子・潮平慧子
大城丈典・福地みどり・石原妙子・チャーチ弘美
大城孝志・大城奈緒美・横山茂美
(リーダー:奥間・名渡山・羽地・喜納・奥田)

2、花(てぃるる中級クラス)
山城政仁・小波津仁一・小波津恵子・眞栄田輝・大城節子
上地政子・上地京子・喜友名愛子・垣花智子
金城富子・正木純子・比嘉栄子・仲地成子・西平敏彦
渡嘉敷喜美子・喜屋武すま子・島袋加代子・惣慶美智子
(リーダー:三枝・奥田)

3、四つ竹(おもろまち教室)
平田貴子・平田晴男・国吉万里子・金城信子・比嘉實勝
秦一雄・西平敏彦・幸喜健・与座圭子・三枝憲和
(リーダー:三枝・羽地・奥間・高良・奥田)

4、とーがにあやぐ(宮古島教室)
平山律子・塩川正子・池間キヨ・伊計悦子・親泊まり子
下地直子・下地真喜子・木下美津子・西崎緑

5、森の下で(あやかりの杜教室)
重田弘文・重田世公江・玉城康雄・玉城秀子・渡久山綾子
喜屋武馨・喜屋武すま子・真謝保久・玉元晴美
比屋根正美・松野耕平
(リーダー:三枝・重田・渡久山・名渡山・大里)

7, 内養功(指導者養成クラス)
三枝祥子・奥田泰子・奥間愛子・重田世公江・渡久山綾子
名渡山陽子・羽地直子・喜納一技・高良一實・大里恵理子
(リーダー:奥田清志)

* 残念ながら都合により当日参加できなかった方
  植田美代子・喜屋武ヨリ子・上原邦男・宮城美紗子
  徳元タケ子・金城文子・ 知念節子
                 <敬称略・順不同>

8、香功(シャンゴン)(全員参加)                     
9, 新呼吸法「時空」 (全員参加)帯津先生指導

帯津先生の総評:
 沖縄養生塾の太極拳は、それぞれの教室がそれぞれの個性に溢れていて、実に興味深いものがありました。常識的には、なるだけ一糸乱れぬ太極拳を目指すのが普通でしょうが、個性あふれる沖縄の太極拳に心打たれました。
 私としては、これからも、沖縄は大いに沖縄の風を感じさせてくれる太極拳を目指して欲しいと希望します。(談)

お客様からの言葉:
 沖縄の古典音楽と太極拳のコラボレーションには驚きの感動がありました。宮古島の¨とーがにあやぐ¨の太極拳や、“四つ竹¨の太極拳にも感動の涙が溢れました。
 沖縄の古典音楽の持つ素晴らしさに改めて誇りを持ちました。そして一生懸命に太極拳を舞う人の姿はとても美しいと
思いました。

奥田代表の言葉:
 沖縄に40年も住みついていると、いつの間にか沖縄の色に染まり、それをまた喜んでいる自分がいる事に気付かされます。 私が心より敬愛してやまない(故)楊名時先生の太極拳を根底におかせていただき、それに加えて、私が感じるままの¨沖縄の風¨を身心に受け止めながら、沖縄ならではの太極拳を目指してみたいと思っている昨今の私です。

 ・出演者の皆さん、本当にご苦労様でした。
 ・帯津先生、心よりお礼申し上げます。
 ・観客の皆さん、沢山の応援、心から感謝です。                                              (2012年9月8日の記)

写真上:四つ竹の演舞
写真中:とーがにあやぐ演舞
写真下:全員参加の香功(シャンゴン)


奥田のコラム(NO156 )第19回・帯津良一健康講演会in沖縄(その1) ( 2012/09/07 )

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 ー生きる力・癒す力ー

 私達「21世紀養生塾沖縄」の健康活動の一環として、やがて10年続いている、帯津良一先生をお迎えしての健康講演会が、先日(9月2日)てぃるる大ホールで行われました。
 9月2日は、沖縄の旧盆明けの日に当たり、はたしてどれだけの人が来てくれるであろうかと大心配をしたのですが、ふたを開けてみると、予想をはるかに超える200人余りの方々が見えて下さり、しかも「とても素晴らしい会であった」と、多くの方々からのお声をいただき、大変嬉しい、思い出に残る講演会となりました。

 帯津先生のお話の内容は、前半は¨虚空¨について、後半は¨青雲の志¨についてであったと思います。私の記憶に残っている事を要約してご報告しようと思います。

(1)虚空について(以下は帯津先生の言葉です)
 作家の司馬遼太郎さんは、20年ほど前に書かれたモンゴル紀行『草原の記』の中で、
 『生きとし生けるものはなべて虚空に向かう。人はよく生きよく死なねばならぬ』と書かれておりますが、私もモンゴルを訪ねる度に¨虚空¨を感じます。

 モンゴルの夜はまさに満天の星空です。モンゴルの朝は突然やってきます。昼の空は紺碧の青です。大地は草原が牛羊の姿を隠してしまう程の草草に覆われます。遥か彼方にポツンと見えた黒点が、次第に人馬一体の姿となって近づく様は、まるで映画のアラビアのロレンスのシーンそのものです。モンゴルは自然も人の生き様も、何もかもが虚空と一体の中にあるのです。

 20年ほど前から2年に1回の割合でモンゴルを訪ねるのですが、その地に忘れがたい2人の人物がいるのです。一人はずっと私の通訳をしてくれていて、私のモンゴル行をいつも心待ちにしてくれているアルタンサンさん(今年96歳)です。彼は酒豪で羊の肉を常食にしていて、どんなに注意しても「酒は俺のガソリンで羊は石炭だ」と豪語して止める事はありません。

 もう一人は、モンゴルを訪ねる度に大歓迎の先頭に立って迎えてくれるモー・ショーリンさん(今年56歳)。この人は若い頃、帯津三敬病院に来て医療の研修をつまれた方ですが、今は内モンゴルの政治の世界に身を置いておられるようです。
 私が彼に、「俺が死んだら俺の骨はモンゴルの地に撒いて欲しい」と言うと、すかさず、「それなら自分の骨は帯津先生の骨の上に撒きましょう」と言ってくれる程の男気の人物です。モンゴルには¨生と死¨を統合して虚空に向かう人物が多いような気がします。

(2)青雲の志について
 『青雲の志』の日本的解釈は、¨末は博士か大臣か¨という立身出世型の人生を言うようですが、この言葉の持つ本当の意味は、¨聖人・賢人になる志¨という儒教の教えから来ていて、聖人も賢人も共に¨徳の高い人物¨を指すのです。
 徳の高い人というのは日々に攻めの養生を心掛け、生命のエネルギーを高め続け、最後の最後に、生と死の統合を果たせる人物と言う事になるでしょう。そして攻めの養生を推進する力は何といっても¨心のときめき¨です。

 私の最近のときめきは、或る出版社が実現させてくれた『人の哀しみがわかる医者になってほしい』という本の出版です。この本は医学部進学予備校で19年間続けた私の講義集です。20年目を前に突然途切れたのですが、その理由は、ホメオパシー医療を唱える私へのある機関からの圧力によるものですが、この本が世に出る事になったのは、私にとってはまさに¨ときめき¨の極でもあるのです。

 最近のもう一つのときめきは、名古屋でなんと2500人もの太極拳の生徒を育てた土田庄比知さん(今年83歳)という方から、私の字で『青雲の志』という書を頼まれた事です。私は書は苦手で、一度はお断りしたのですが、再度お願いされ、二度も頼まれたからには断ってはならないと思い引き受けました。
 後で知ったのですが、この書はその土田さんが、愛知県知多半島の中程にある美浜町の公園に建てた石碑に刻まれていたのです。この公園には3つの石碑が建てられていて、一つは太極拳の楊名時先生による『同心協力』、二つ目は臨済宗官長であられる河野太通さんの『心・息・動』、それに私の『青雲の志』です。

 『永遠なるもの、それは人間の記憶のみ』、これも司馬遼太郎さんの言葉ですが、人は死ねば何も残りません。¨青雲の志¨の文字が長く残るかもしれない事にも一種の¨ときめき¨に通じるものが有るのです。

 もう一つ。これは私のときめきではありませんが、長野県伊那谷に住む、今年89歳になる英文学者の加島祥三さんの¨ときめき¨です。
加島さんには誰もが認める相思相愛のドイツ人の恋人がおりましたが、事情があってずっと恋人同士でありました。それがいよいよ結婚という段になって、彼女が急死したのです。誰もが加島さんの後追い自殺を心配したのですが、どうしてどうして自殺どころかますます元気になっていくのです。
 後日、本人から直接知らされたのですが、その後彼には新しい恋人が出来たのだそうです。しかも二人です。老いて増々の恋、これも間違いなく¨ときめきの最たるもの¨かも知れません。           (2012年9月6日の記)

写真上:第19回・帯津先生健康講演会チラシ
写真中:帯津先生の最新の著書
写真下:先生への感謝の花束


奥田のコラム(NO155) 沖縄発の映画「カラカラ」に初のダブル国際賞 ( 2012/09/06 )

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 昨夜、3人の人から、「カラカラグランプリ受賞おめでとう」の突然の電話をいただき、¨あゝそうなんだ¨、と軽く受け止めていたのでしたが、今朝の新聞を見て本当にびっくりしました。何と新聞の第1面にトップニュースとして大きくその記事が報道されていたからです。
 10日程前に、関係者特別試写会でこの映画を見る機会があり、その時にはこんな事が起こるであろうとは、予想だにしなかっただけに本当にびっくりしたのです。

 映画「カラカラ」は、日本とカナダの共同制作映画として企画され、昨年一年をかけて、前シーンが沖縄で撮影されました。まさかの事でしたが、私もこの映画にご縁をいただく事となり、¨気功の先生役¨でほんのちょっとですがその中に映っているのです。

 完成された映画の中では、ほんの一部のシーンでしかありませんが、そこに至るまでの約3か月間は必死でセリフを覚え、必死で大雁気功64式(野生の大雁の一日の動きを表現した気功)を覚えねばならず、その時の苦労は筆舌に尽くし難いものでした。
 しかし今から思えば、この3か月間の苦労は、これからの私の人生に大きな財産として蓄積される事になりそうな気がして、今では感謝の気持ちで一杯です。(コラムNO131、132に記載)

 この映画については、今朝の新聞記事をそっくりそのままお伝えすれば、それが一番理解していただけるものと思いますので、紹介させていただきます。

    ―2012年9月5日 琉球新報記事―
 第36回モントリオール世界映画祭の授賞式が3日(日本時間4日)、カナダのモントリオールであり、県出身映画監督の宮平貴子さんがプロデューサーを務め、全編沖縄で撮影された「カラカラ」(クロード・ガニオン監督)が観客賞とオープネス・トウ・ザ・ワールド(世界に開かれた視点)賞に選ばれた。
 観客賞は来場者の評価が最も高かった作品、「ワールド賞」は多様な文化を世界に広める作品に贈られる。同映画祭で沖縄を題材とする映画が受賞するのは2004年にイノベーション賞を受けた「風音」以来で、ダブル受賞は初めて。

*沖縄の文化は希望を与える:宮平貴子プロデューサーの言葉

 沖縄を世界に発信したかったので、とても嬉しい。公式上映に立ち会ったが、劇場はほぼ満席で拍手が鳴りやまず、来場者の反応はすごかった。沖縄の出演者やスタッフだけでなく、県や協賛企業をはじめ、沖縄のさまざまな人が制作ににかかわった¨県産映画¨とも言える作品。
 沖縄が持っている価値観が今、見直をされている。主人公のピエールは年をとる事への恐怖を抱え、人生を見つめなおす中で、沖縄の風土や文化に触れ,希望を取り戻す。芭蕉布の平良敏子さんや沖縄の風景など、映画を通して沖縄の魅力がカナダ人に伝わったように、沖縄の文化は世界の人々に希望を与える事が出来ると思う。

*沖縄を知ってもらいたい:クロード・ガニオン監督の言葉

 「世界に開かれた視点賞」を授賞できたのは本当に嬉しい。これはまさに、私が映画をつくる原点だからだ。今回も見る人に、もっと世界に目を向けてもらいたい、沖縄を知ってもらいたいとの思いで「カラカラ」をつくった。

 2つの国際グランプリ賞受賞、本当におめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。
   (2012年9月5日の記)
写真上:「カラカラ」ダブル受賞記事その1
写真下:「カラカラ」受賞記事その2
 (琉球新報から抜粋)

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