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奥田のコラム

21世紀養生塾沖縄「天遊会」代表の奥田清志です。
ここでは健康に関する事を中心に、印象深い日々の出来事や、時には忘れ難い過去の思い出話なども含め、私の近況報告とさせていただきます。
( コラム中の画像はクリックで拡大します)
奥田清志


奥田のコラム(NO244) 沖縄中が悲しみと怒りに包まれています ( 2016/05/23 )

 
 米軍軍属による事件報道その1

 
 米軍軍属による事件報道その2

 
 米軍軍属による事件報道その3

 
 米軍軍属による事件に抗議する沖縄県民
その1

 
 

 
 

 私の住む沖縄では数日前から梅雨に入っております。
沖縄の5月の気候は、多少雨の日が続いても、本来であれば¨うりずんの季節¨といって、一年中で一番気持ちの良い至福の時なのです。

 先月の14日に熊本大地震があって以来、毎日のように報道される地震被害の大きさと、大勢の人達の想像を超える被災のご苦労を思うにつけ、今年はとても¨うりずんの喜び¨に浸ってばかりはいられないと思っていた矢先、今度は私達の沖縄でも、まさか?!!、と思えるとんでもない大事件がまた起きてしまいました。

 昨今の沖縄の新聞、テレビは、2週間ほど前から突然音信が途絶え、行方不明になっていた20歳の女性が、事もあろうに夕方のウォーキングの最中に、米軍属の32歳の男に拉致され、暴行され、殺害され、米軍基地沿いの森に遺棄されていた事を、大々的に報道し続けております。本当に悲しい出来事で、今は沖縄中が悲しみと怒りの中に包まれているところです。

 どうしてこんな無残な出来事がこの沖縄では繰り返されているのでしょうか?
それはあまりに多くの米軍基地が沖縄に置かれている事によるものに他ならないのですが、それにしても悔しくてたまりません。
 今回の様な痛ましい事件が起こる度に、日米両国の関係者は、¨悲しみに絶えません。二度と再びこのような事が起こらないよう万善を尽くします¨、と答えるのですが、いつまでたっても同じ事の繰り返し、むなしさだけが残されるばかりです。
 
 政治の世界をよく知る人の話によれば、政治家の中には平気で嘘をついて、その場を逃れる厚顔無恥の人が多いとの事ですが、これでは世の中が良くなっていく筈がありません。この度の事件を機に、沖縄県民による沖縄革命を起し、全世界に訴えなければ、沖縄はいつまでたっても平和な県ではいられないのかも知れません。
私も沖縄革命の一員にさせていただこうと思います。

 今日の新聞には、娘の生命を奪われたご両親の、告別式で配られた言葉が載せられております。謹んでそのお言葉をここに記させていただき、亡くなられたご本人とご家族と関係者の皆様への心からのお悔やみとさせていただきます。

――――――ご両親のお言葉――――――

 「思い出も涙も尽きる事はありません」。一人娘は私達夫婦にとってもかけがえのない宝物でした。親のひいき目かも知れませんが、素直で明るくて、いい子に育ったと思っています。沢山の友人にも恵まれ、好きな人と心通わせ、いまが一番楽しい時期だったのに・・・・。
今はいつ癒えるかもわからない悲しみと、やり場のない憤りで胸が張り裂けんばかりに痛んでいます。娘には私達の言葉が届くのであれば、「怖い思いをしたね。後の事は心配しないで安らかに・・・」。そう伝えたいと思います。

                2016年5月23日の記


奥田のコラム(NO243) ホセ・ムヒカ大統領と舛添東京都知事 ( 2016/05/23 )

 
 舛添東京都知事記者会見

 
 舛添東京都知事記者会見NO2

 
 

 
 ムヒカ元大統領の言葉 NO1

 
 

 
 ムヒカ元大統領の言葉 NO2

 この数日間、日本中のテレビは舛添東京都知事の信じられない高額出張旅費や公用車による別荘通いや、次から次に出現する政治資金の私的流用問題で、大賑わいを見せています。

 他府県知事の出来事で、沖縄に住む私達には異議を唱える資格は無いのかも知れませんが、日本国民の一人として私の目に映る舛添知事の姿は、まるで嘘八百、せこい錬金づくりに明け暮れている哀れな政治屋以外の何物でもありません。

 5月20日の記者会見では、¨第3者の厳しい公正な調査に委ねたい¨、の一点張りで、何一つ自分の口から真実を語らない(語れない)この人物の体質を誰が信用するのでしょう。この日の記者会見には納得できないと答えた人が、東京都民の99%であったと言うのですから、舛添知事は即刻都庁を去り、清廉潔白にして有能なる人格者にその席を替わってもらうべきが、本人の為にも良いのではないかと私は思うのです。

 さて、今になって改めて思い出す人物は、先日訪日された南米ウルグアイのホセ・ムヒカ元大統領です。質素を旨として貫く彼に与えられたニックネームは¨世界で一番貧しい大統領¨です。彼は一国の大統領でありながら、彼が受け取っていた一か月の給料は、日本円にして約100万円、しかもその90%を、彼より貧しい人達の為に寄付をしていたというのですから、私達にはとても理解できない人生哲学に生きる人物です。

 そのホセ・ムヒカ元大統領の有名な言葉の一つが¨貧しい人とは、少ししかものを持っていない人のことではなく、無限に欲しがり、いくらあっても満足しない人の事を言うのです¨。この言葉を聞くにつけ、現東京都知事こそはまさに本当の豊かさの真逆を生きている人物の様に思えて仕方ありません。

 ホセ・ムヒカ元大統領はウルグアイ国の宝であるばかりか、世界の宝人間であると私は思います。現東京都知事は東京都民の恥であるばかりか、日本国の恥を通り越して、もしかして世界中にその悪名が知れ渡る事になりかねないと、私は大いに気になるところであります。
                2016年5月22日の記



奥田のコラム(NO242) 世界を感動させたホセ・ムヒカ大統領のスピーチ ( 2016/04/26 )

 
 国連風景

 
 国連風景

 
 もしドイツ人が一家族ごとに持っているほどの車を、インド人もまた持つとしたらこの地球はどうなってしまうのでしょうか??

 
 

 
 貧しい人とは少ししかモノを持ってない人ではなく、もっともっとといくらあっても満足しない人のことです。

 
 我々は発展するために生まれてきたのではありません。幸せに生きるために生まれてきたのです。

 
¨世界で一番貧しい大統領¨と言われる南米ウルグアイ元大統領の名前が、世界に知れ渡る事になったのは、2012年6月20日、リオデジャネイロで開催された国連会議でのスピーチによるものであったとの事です。
先頃、初来日されたのを機に、その時のスピーチの全貌を知る事となりましたので、少し長くなりますが、紹介させていただこうと思います。

         <ホセ・ムヒカ大統領のスピーチ>

・ この場に出席されている世界各国の代表の皆さん、有難うございます。そして、大統領閣下に感謝します。これまでに発言された全ての方々が表明された誠意にも大いに感謝します。私も一国家指導者として、貧しい人々の取り決めづくりに仲間として、共々に参加する事を表明します。そして声高らかに質問する事をお許し願いたい。

・ 今日の午後ずっと、私達は「持続可能な発展」と「膨大な数の貧困者対策」を話し合ってきましたけれど、私達の本音は何でしょうか?。今の発展を続けることが本当に豊かなのでしょうか質問させて下さい。

・ もしドイツ人が一家族ごとに持っている程の車を、インド人もまた持つとしたら、この地球はどうなってしまうのでしょうか。もっとはっきり言いましょう。例えば最も裕福な西洋諸国と同じレベルで70億・80億の人々に消費が許されるとしたら、それを支えるだけの資源が今の世界にあるのでしょうか。それは可能なのでしょうか。

・ 今この文明を創ったのは私達です。私達は市場と競争社会から、文明と言う落とし子を生みだし、物質面での驚異的な進歩をもたらしました。そして市場経済は市場社会をつくりました。いわゆるグローバリズムです。
 そのグローバリズムを私達はコントロール出来ていますか?。逆にコントロールされていないでしょうか?。こんな残酷な競争で成り立つ社会で、『みんなで社会をよくしていこう』なんて議論が本当に出来るのでしょうか?。私達は本当に仲間なのですか?。

・ 私は今回この会議を否定するために言っているのではありません。違います。逆です。我々が今挑戦しようとしている目の前の巨大な困難は、決して環境問題ではなく、明らかに政治問題なのです。人類は今消費社会をコントロール出来ていない。逆に人類の方がその強力な力に支配されているのです。

・ 我々は発展するためにこの地球上にやって来たのではありません。幸せになる為にやって来たのです。人生は短く、あっという間です。しかしその人生こそが何より価値があるものなのです。
 余計なものを買う為に、もっともっと働いて、人生をすり減らしているのは、消費が社会の「モーター」になっているからです。何故なら、消費が止まれば経済が麻痺してしまい、経済が麻痺すれば不況と言うお化けが我々の目の前に姿を現します。しかし今、この行き過ぎた消費主義こそが、地球を傷つけ、更なる消費を促しています。

・ 商品の寿命を縮め、出来るだけ多くを売ろうとする今の会社は1000時間持つような電球は作らないのです。本当は10万時間、20万時間も持つ電球はあるのに、そんなものは作らない。「使い捨て文明」を支える悪循環の中にいるからです。これは絶対政治問題です。

・ 我々は今までとは違う文化の為に闘い始めなければならない。石器時代に戻ろうとは言っていません。このままずっと消費主義に支配される訳にはいかない。私達が消費をコントロールしなければならないと言っているのです。ですから私はこれが政治問題だと言いました。とても謙虚な思いからです。

・ かつての偉人達、エピクロスやセネカ、そしてアイマラ人たちは次のように言っています。『貧しい人々とは、少ししか物を持っていない人ではなく、もっともっと、いくらあっても満足しない人の事だ』と・・・・・
 大切なのは考え方です。だからこそ皆さんと共にこの会議に参加し、国家指導者の一人として皆さんと共に努力したいのです。

・ 私の発言は皆さんを怒らせるかも知れない。しかし気付かなくてはいけません。
¨水問題¨や¨環境問題¨が事の本質ではないと言う事です。見直すべきは我々が築いてきた文明の在り方であり、我々の生き方です。

・ 何故そう思うのか。私は環境に恵まれた小さな国の代表です。人口は300万人程、いやもうちょっと320万人ほどかも知れません。けれども世界で最も美味しい牛が300万頭、また素晴らしい羊が800万から1000万頭、食べ物、乳製品、そして肉の輸出国です。国土の90%が有効に使えるほど豊かな国です。

・ だから、かつての私の仲間たちは8時間労働の為に闘い、ついには6時間労働を勝取った人もいます。しかしそうなったら今度は仕事を2つ持つようになりました。何故か?、沢山の支払いがあるからです。バイクやマイカーのローンを次から次へと支払っている内に、私の様なリュウマチ持ちの老人になって、人生が終わってしまいます。そして自分に問いかけるのです。それが私の一生だったのかと・・・・・。

・ 私が言っているのは基本的な事です。発展は幸せの邪魔をしてはならない。発展は「人類の幸せ」、「子育て」、「友達を持つ事」、そして「必要最低限のもので満足する」為にあるべきものなのです。なぜなら、それこそが一番大事な宝物なのだからです。環境の為に闘うのなら、一番大切なものは、人類の幸せである事を忘れてはなりません。
 ありがとう。
                 2016年4月24日の記


奥田のコラム(NO241) 世界で一番貧しい大統領の初来日 ( 2016/04/26 )

 
 第40代ウルグアイ元大統領

 
 私は貧乏にさせられているようですが実はとても豊かなのです。

 
 人生は一度きり。瞬く間に過ぎていきます。

 
 富が幸せをもたらすと思わないでください。

 
 高齢者を置き去りにしてはいけません。

 
 考えねばならないのは、子供や子孫が生きていく世界の事です。

 
¨世界で一番貧しい大統領¨として知られる南米ウルグアイのホセ・ムヒカ元大統領(80歳)が、4月の初めに奥様と一緒に初来日され、一週間余り滞在されました。
 私はたまたまTV「Mrサンデー」で彼の特別番組を2週に渡って視るチャンスに恵まれましたが、彼の口から次々と飛び出る余りの予期せぬ言葉に、しばし釘付けになっておりました。
 ムヒカ大統領の言葉はいつしか感動となり、私はすっかりムヒカ元大統領の虜になってしまいました。
私の記憶に深く残ったいくつかの言葉を思い出し、遅まきながら、これからでも自分の人生の大事な教訓にしなければならないと自分に言い聞かせているところです。

 <ホセ・ムヒカ元大統領の言葉あれこれ。思い出すままに>

・ 私はいつの間にか¨世界で一番貧しい大統領¨と言う事にされている様ですが、実はとても豊かなのです。貧乏とは少ししか持っていない事では無く、無限に多くを必要として、もっともっと欲しがる事に他なりません。
 私達夫婦は台所で結婚式を挙げましたが、それでも大変幸せでした。
私達は小さな家に住んで質素な田舎暮らしをしていますが、持ち物は一台の中古車でしかありません。それでも充分幸せです。私は国を治める者の生活レベルは¨その国の平均¨であるべきだと思っています。

・ 今はスーパーに行けば、何でも買うことが出来ます。しかし¨人生の歳月¨を買う事は出来ません。何度も車や冷蔵庫を買い替えてローンを支払い続けます。家が小さくなるともっと大きな家を買って、またローンを支払い続けねばなりません。物を買って、買って、買い集めていく¨儀式¨に人生の時間を費やす、そんな社会の仕組みに日本はなっていませんか?。

・ お金で物を買うとき、それは単にお金で買うだけではないのです。そのお金を得る為に費やさねばならなかった貴重な人生の時間で買っている事を忘れてはいけません。

・ 本当の幸せとは何ですか?日本の若者は、お年寄りは幸せですか?
日本は世界第3位の経済大国と言うのに、それでもまだ一番欲しいものは時間とお金だそうですね。嘘でしょう!!。私の国(ウルグアイ)で欲しいものの順番は、@ 治安の良さ、A 健康、B 時間、お金はC番目です。

・ 問題は何の為に時間とお金を使うかと言う事です。何の為に時間が欲しいのですか?。子供や家族や友人達と過ごす時間や、自分の人生を生きる為の時間ならOKです。
それとも、もっともっと働いてお金を稼ぐための時間が足りないのなら、それは消費社会に支配された人生ではないですか?!!。

・ 人は幸せになる為にこの世に生まれてきているのです。幸せであると言う事は
生きている事に心から満足できること。毎日太陽が昇るのを見て感謝する事。そして人を愛し、憎まない事。その為には情熱を傾けられる何かに出会う事が大事です。

・ 人生は一度きりです。そして瞬間に過ぎていきます。人間としての時間をどう使うべきか、人生は時計の様な物です。ぜんまいの針はやがて止まります。生きる事は死に向かう事です。これは変えようのない事実であり、私達の存在の最も大事な事なのです。

・ 富が幸福をもたらすとは思わないで下さい。富を求めすぎると富を失う事への恐怖が生じてきます。お金ができればできる程、失う事の恐れが増してきます。お金が幸せの全てではない事を知っておかねばなりません。

・ 今の日本は余りに西洋化していませんか。どうしてヨーロッパ系のモデルばかりが町中に溢れているのですか?、美しい日本女性がたくさんいるのに・・・・・。
日本人は過去の日本の歴史にもっと自分のルーツを見つけ出す必要があるのではないでしょうか?!!。

・ 私達は地球上の全ての人々が生きていけるだけの資源を与えられている筈なのに、今は地球に¨借金¨をしている状況です。100年前は水を経済(お金)にしなければならない事などあり得ませんでした。お金がなければ生きていけない世の中にしているのは、一体誰の責任でしょうか?

・ 日本は高齢化社会が急速に進んでいます。独り者の高齢者がたくさん孤独に苦しんでいます。以前の様に家族は高齢者を支えられなくなっています。これは政治の問題です。政治は高齢者を置き去りにしてはなりません。政治はどれだけお金をかけてもその為に税金を使うべきです。政治の真の目的は人々を幸せにする事、そして子孫が幸せに生きていかれる世界を後世に残す事です。

・ 政治にはお金の利害関係がからみがちです。一番の問題はお金好きの人物が政治家になる事で、これは非常に危険です。汚職の原因となり、人々は政治に絶望感を抱く事になります。

・ お金は戦争にも繋がります。今世界では1分間に200万ドル[2億円超]の軍事予算が浪費されています。しかも最悪なのはこうした流れを止められない状況が続いているのです。更に付け加えるなら、良心無き科学は、とてつもない悪の道具になってしまう事を私達は知っておかねばなりません。

・ 若者が真実の目を持つことが大事で、若者こそは世の中を新しく変えられる希望そのものだからです。ただ肉体は若くても魂が老いてはなりません。これもまた危険です。
 私は日本が大好きです。日本が真に平和な国になる事を心から願っています。
                  2016年4月24日の記




奥田のコラム(No240) 沖縄発養生太極拳・発表会2題 ( 2016/03/25 )

 
 豊見城発表会「浜辺の歌」

 
 豊見城発表会「花」

 
 豊見城発表会後の記念写真

 
 てぃるる発表会「四つ竹」

 
 てぃるる発表会「四つ竹」

 
 てぃるる発表会後の記念写真

 私達(21世紀養生塾・沖縄天遊会)が主催する¨シニアの為の気功・太極拳養生塾¨は、現在各地に8か所の教室があるのですが、その中の2教室が今年の2月と3月にそれぞれ、日頃の成果を発表できる機会に恵まれました。
この教室の歴史はまだ3〜5年ぐらいで、学校を例に挙げれば中学生位のポジションにいる人達です。

 発表会は相当のプレッシャーがあったに違い無いのですが、それでも全員が心を一つにして立派にやり遂げてくれたのですから、私にしてみればちょっとした感動物でした。私の想い出にも深く残る発表会でしたので、今日のコラムに書き残しておこうと思います。

(そのT)豊見城中央公民館発表会 (2016年2月14日)

 この発表会は豊見城市中央公民館主催によるものです。豊見城中央公民館を拠点に、
様々なグループが活動しておりますが、私達のグループはシニアを中心とした¨気功と太極拳による健康づくりの会¨です。
 この教室は今から3年程前になりますが、豊見城中央公民館からの要請を受け、私がその時の講師をお引き受けしたのが始まりです。中央公民館の公開講座は計10回でしたが、講座終了後も希望者がおられて、以来今日までこの教室は続いているのです。

 年齢は下は50歳代から上は80歳代まで、約20名程が集まるとても楽しい会です。発表会では私の心配をよそに、出演者全員が見事に演舞を舞い終えてくれたのには驚かされました。
 この時の太極拳に使った音楽は @浜辺の歌(9式)・ A花(11式)でした。

(そのU)てぃるる(沖縄県男女共同参画センター)発表会 (2016年3月12日)

 こちらの発表会は、¨てぃるる¨主催によるものでした。この¨てぃるる¨でも
様々なグループが研修に利用していて、私達の会はここではもう5年以上も続いております。この教室でも中心になって頑張ってくれているのは60〜70歳代の人達です。

この教室の発表会の目玉は何といっても、沖縄古典音楽¨四つ竹¨による太極拳(24
式)です。¨四つ竹¨による太極拳はもしかして沖縄初の事かも知れません。
だとすれば、この日の太極拳は沖縄の歴史に残る出来事であったかも知れないと、私は秘かに自負しているところです。

 私はこの日は観客席から舞台を見ておりましたが、胸が熱くなるものがありました。舞台を見ているうちに『創める事を忘れない人は、いつも青春を生きている人です』と言う言葉を思い出しておりました。この言葉は今年104歳になられるあの日野原重明先生のお言葉ですが、この日の舞台に立った人達もきっと、いつまでも心に残るときめきの舞台であったに違いありません。出演者全員に心からの拍手を送ります。
                       2016年3月24日の記

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