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奥田のコラム

21世紀養生塾沖縄「天遊会」代表の奥田清志です。
ここでは健康に関する事を中心に、印象深い日々の出来事や、時には忘れ難い過去の思い出話なども含め、私の近況報告とさせていただきます。
( コラム中の画像はクリックで拡大します)
奥田清志


(No.55)名護マラソンとYOSHIさんと島袋勉さん ( 2009/02/24 )

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 毎年2月になると、日本一早咲きの桜の名所として知られる沖縄県名護市の桜マラソンが開催されます。今回は、第50回記念大会ということもあって、日本各地からもマラソン愛好者たちがこの地に集い、約3000人のランナーが満開の桜並木の山原路(やんばるじ)を満喫されたのです。

 さて、この名護の地を故郷に持ち、今はこの地を遠く離れ、40年以上もニューヨークに住まわれ、著名な写真家としての人生を歩んでおられるYOSHI比嘉さんが、ご自分の写真展をかねて沖縄に里帰りをされ、奥様共々に、この名護マラソンにも出場されるというニュースを知り、私達夫婦は何が何でもこのお二人にお会いしたく、マラソン会場に足を運んだのです。

 私達夫婦がどうしてもYOSHIさん御夫婦にお会いしたかったのには大きな理由があっての事でした。2007年10月、YOSHIさんの写真集「50歳からのニューヨーク散歩」という本とのご縁でニューヨークを訪ねた際、YOSHIさん御夫婦にはまさかのおもてなしを受け、生涯忘れられない想い出をいただくことになったのです。その時の事はコラムNO24,25に書かせていただきましたが、今回はその時のせめてものお礼の気持ちを込めて、マラソンの応援に駆けつけた次第です。

マラソン当日の気温は2月上旬というのに23度、まるで初夏を思わせるほどの暖かさでした。応援する私達にとってはグラウンドに立っているだけで気持ちよかったのですが、走っている人にとっては少々暑かったかもしれません。そんな中、YOSHIさんも奥さんのマデリンさんも堂堂たる走り姿でゴールインされたのです.YOSHIさんは70歳代の上位に、マデリンさんは60歳代の第2位という成績で表彰台に立たれ、会場からの喝采を浴びました。

 マラソン完走後には、「親戚の家で祝賀会があるので、是非おいで下さい」とのお言葉をいただいたのを幸いに、その家を訪ねてみると信じられない程の人達が集まっておりました。ちょっと数えただけでも50〜60人の老若男女で溢れていたのです。いったいどうした事であろうかと思い数人の方に尋ねてみたところ、どうやらここに集まっている殆ど総ての人が、私達夫婦と同様に、何らかの形でニューヨークでYOSHIさん御夫婦のお世話になった方々なのです。皆がYOSHIさんご夫婦に会いたかったのでしょう。YOSHIさん御夫婦の偉大なお人柄に、ただただ恐れ入るばかりでありました。

 そんな人達の集まりの中に、マラソン愛好者であれば誰もが知っているであろう、あの義足のランナー島袋勉さんの姿もありました。島袋さんは2001年の4月に、両足を切断するという大事故に見舞われながらも、それから3年後には不屈の精神力と想像を絶する努力の末に、ホノルルマラソンに挑戦し、奇跡の完走を成し遂げられているのです。その時の様子は¨義足のランナー¨という本に詳しく記されていて、読む人の心を感動の世界に導いてくれます。
 その後も島袋さんは更なる努力を積み重ね、それから後の5年間に何とホノルルマラソン(4回)、ニューヨークマラソン(4回)、バンクーバーマラソン(3回)等々、大小40回のマラソンを完走されておられるのですから、とても人間業とは思えません。
 島袋勉さんの凄さは、身体の障害ばかりか、仕事においてもあらゆる苦難を乗り越えて、ひたすら人生を前に向かって突き進んでおられる事だと思います。島袋さんを囲む周りの人達も素晴らしいのです。助け合って生きることの美しさに感動を覚えます。島袋勉さんという方は、マラソンを離れたときのお顔は、まるで仏様がそこに居るような、穏やかな優しい笑顔に満ち満ちているのです。そんなお姿を横目でチラッと見るたびに、私は思わず心の中で手を合わせてしまいたくなるのです。

 2009年の名護マラソンとニューヨークのYOSHIさんご夫妻のお陰で、今また島袋勉さんという奇跡のランナーとの出会いをいただける事となり、私の心は新たなるときめきを感じております。名護マラソン,YOSHIさん、そして島袋勉さん、本当に有難うございました。

            (2009年2月末の記)

写真上:YOSHIご夫婦を応援して
写真中:島袋勉さんとの出会い


(No.54)石川遼君にマスターズからの招待状が!! ( 2009/02/09 )

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

若干17歳の石川遼君に、世界の最高峰といわれるあのマスターズから招待状が届いたというニュースは、ゴルフ大好き人間の私にとっては、たまらなく嬉しいビッグニュースであります。

 1934年から続いているマスターズゴルフの歴史の中でも、石川遼君の17歳の出場は、史上2番目の若い記録だそうですから、これは本当に凄い事と思うのです。この記録は、世界bPのゴルファーといわれるあのタイガーウッズをも凌ぐ(しのぐ)快挙ですから、石川遼君のこれからの人生には一体どんな事が起こるのであろうかと、ぞくぞくするほどの楽しみが湧いてくるのです。

 ちなみに、これまでマスターズに出場した日本人選手では、ジャンボこと尾崎将司選手の24歳が最年少記録で、あとは世界の青木選手でさえも31歳、2001年の大会で4位の成績を残した伊沢選手は33歳でしたから、マスターズという世界がどれ程大変な世界であるかが判るというものです。
 17歳の石川遼君が、2009年のマスターズでどれだけの成績を残せるかについては、世界が注目する事になるのでしょうが、私は遼君には、私なりの期待を込めつつ応援したいのです。

 石川遼君の今回のマスターズは、失敗を恐れるものは何一つとして無いはずですから、結果は全く気にしないで、17歳の若さを爆発させて、世界をあっ!!と言わせるような何かをやって欲しいものと期待したいのです。
 石川遼君は先日のマスコミの質問に、「マスターズの(アーメンコーナーといわれる)12番、パー3の第一打を2回連続して手前の池に入れて、第3回目はキャリーで奥のバンカーに入れる事しか想像できません」と答えましたが、もし彼の想像どうりの事が現実のものとなれば、その瞬間から、石川遼の名前はマスターズの歴史に残る事になるのでしょうから、むしろ望むところではないでしょうか。願わくば、第3打目はホールインする事を私は夢に描いてみたいのです。
 
いく分の冗談はさておくことにして、石川遼君は、彼が持って生まれたゴルフの才覚に加えて、ゴルフに対する思い入れの深さ、熱心な取り組み、まじめさ、謙虚さ、素晴らしい言動、振る舞い、人間性、ファッション感覚、等々、どれをとってみても抜群の品格を備えた好青年と思わずにいられません。日本ゴルフ界のプリンスであり、エース中のエースであり、世界に誇れる本物のゴルファーになってもらいたいと切に望むところです。石川遼君を心から応援したいのです。頑張れ遼くん!!

     (from Okinawa,2009.2.6.
      アメリカでゴルフ人生を歩んでいる三男、
      淳平の31歳誕生日を記念しての記)


(NO53)バラク・オバマ米大統領就任式に思う事 ( 2009/01/27 )

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 「変革」と「希望」、そしてあまりに印象深い「YES WE CAN」のキャッチフレーズを掲げて、遂にアメリカ大統領にまで上りつめたバラク・オバマさんの大統領就任式だけは、何としても同時進行の映像で見ておかねばならないと思い、眠い眼をこすりながらも、真夜中のテレビにかじりついていた2009年1月20日の夜でありました。

 オバマ新大統領の口から、どんなに凄い第一声が発せられるものかと、私は固唾(かたず)を飲んでテレビを見守っていたのですが、意外や意外、その第一声は静かな小さな声の「THANK YOU」でした。18分30秒の演説は淡々としたもので、いささか期待はずれを感じながら眠りについてしまったのですが、翌日の新聞に載った演説集に目を通していく内に、オバマさんの発言には、じわじわと心に深く浸み込んでくるものがあることに気付き、読み終えた時には、オバマさんこそは、まさにアメリカ合衆国の救世主であり、世界の救世主でもあり、地球を救う救世主かもしれないと思うようになりました。

 バラク・オバマ新大統領の信念は、ブッシュ前大統領が掲げた新自由主義という名のもとに強行され続けた、野放図な金儲け主義からの決別にあるように思えます。 オバマ新大統領は就任演説の中で次のような事を述べておられます。 
・アメリカ経済の弱体化の原因は、一部の人たちの強欲と無責任さにありますが、その選択を怠った市民にも責任はあるのです。

・富裕層のみを優遇する国は長く繁栄する事は出来ません。この国は医療費も高過ぎ、教育制度は子供たちを見捨てている。大事な事は、富を分配して、安心と誇れる人生を送れるよう支援する事です。
・金儲け主義は地球の資源を使い過ぎ、地球環境を脅かしています。太陽エネルギー、風力エネルギーに目を向けるべきです。
・アメリカは平和と尊厳を求める国、男性、女性、子供達の友人であります。世界の、事情の異なる国々とは、共に歩む新たなる方法を探していきたい。

マイナス7度という極寒の中をものともせず、オバマ新大統領の就任式に集まった200万人を越える熱狂的な人々の姿は、アメリカ合衆国の市民のみならず、世界中の心ある人達が、オバマ新大統領に、真の平和と真の自由と真の平等への「変革」を求めて集結した姿に違いありません。
 
 オバマ大統領の信奉するリンカーン第16代アメリカ大統領は、¨誰に対しても悪意を抱かず、すべての人に慈悲の心を差し伸べること¨を信条とされたのだそうです。オバマさんは彼の生い立ちから想像しても、リンカーン大統領のこの信条を自らの信条として、21世紀を、奪い合う争いの世界から、与え合う慈悲に満ちた平和の世界に変えていこうと心に誓っておられるのではないでしょうか。私にはオバマ大統領の顔には一点の私欲も感じられないのです。
 世界中の人たちがオバマ新大統領と心を一つにして、他者の事を思いやる事になれば、21世紀の地球は、必ずや平和と幸福に光り輝く美しい星に甦るのではないでしょうか。まさにYES WE CAN!!でありたいものです。バラク・オバマ新大統領の誕生に、心からのお祝いを申し上げたいと思います。
                 
(2009・1・23の記)


(bT2)サムエル・ウルマンの「青春の詩」に学ぶ ( 2009/01/07 )

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 2009年元旦、私はふと立ち寄った本屋さんで、強く目にとまった本に出会いました。それは、あまりにも有名なサムエル・ウルマンの「青春」という詩の中の一節である“青春とは心の若さである”、という題名の本でした。
 実は十数年前にも、これと同じ題名の本を買い求めていたのですが、何故かこの日は、目にとまったこの本が、特別な新鮮さで私に迫るものがあり、私は再び買い求めて早々に目を通したのです。
十数年前とは比較にならない程の新鮮さと深さで、心にしみる感銘を覚えずにはいられませんでした。


 「青春とは人生の或る時期ではなく、心の持ち方を言う。年を重ねるだけで人生は老いない。理想を失うとき初めて老いる」
72歳の私には本当に心に響く言葉です。


 サムエル・ウルマンは1840年の生まれ。10歳の頃、両親と一緒にドイツからアメリカに移住したユダヤ系のアメリカ人だそうです。彼の人生はユダヤ人移民の差別を受け、苦難と挫折の連続であったようですが、彼は敬虔なるユダヤ教徒として、社会の弱者に限りない愛を注ぎ、社会奉仕に献身し、自らを奮い立たせ、84歳の生涯を終えるまで理想と情熱に生き続け、「青春」(YOUTH)という感動の詩を後世に残してくれたのです。「青春の詩」はウルマン78歳の作品だそうです。
 
 サムエル・ウルマンの「青春の詩」を座右の銘としている人は沢山おられるようで、敗戦の日本の地に第一歩を踏み入れたあのマッカーサー元帥もその一人だそうです。日本ではナショナル(現パナソニック)の創始者であられた松下幸之助さんは、次のような言葉にして、ご自分の色紙に書き留めておられたとの事です。
「青春とは心の若さである。信念と希望に溢れ、勇気に満ちて日々新たなる活動を続ける限り、青春は永遠にその人のものである」と。

今回ご縁を得て、再び買い求めた本の中に、これまでは気付かなかった新たなる感動の言葉を発見する事ができました。ここに書きとどめ、これからの人生の糧にしたいものと思っております。

*人生のどんなところにも、気をつけて耕せば豊かなる収穫をもたらすものが、手に届く範囲にあるのです。涙の中にも希望はあるのです。

*よき船出(死への旅立ち)をするには、それまでの人生を意味ある生き方にしなければなりません。金儲けや争いごとに心を煩わせてはいけません。私が船出をする時、嘆きの涙は欲しくありません。私を惜しむことなく、ともに過ごした日々を喜んで欲しいのです。そしてこう言って欲しいのです。「満ち潮です。良い船出を!!」と。 

(2009・1・4の記)


(bT1)2008年に感謝、そして夢に一歩前進!! ( 2008/12/26 )

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

2008年の私は、世間で言われるところの古稀(こき:72歳)という節目の歳でありました。
今の時代、古稀がまれに見る長寿の年齢と思う人は、それこそ稀なのかもしれませんが、実は私も、これからが本番の人生という気がしているのです。2008年を終えるに当たって、この年に頂いた人生の喜びに感謝の手を合わせながら、また一歩前進できる人生でありたいと願うばかりです。


●21世紀養生塾沖縄村づくりの夢●
 「21世紀養生塾」とは、帯津良一先生が提唱されている“21世紀の健康づくり”、ということです。「21世紀の健康とは、自らの心掛けで、自らの生命のエネルギーを溢れさせていく健康のことです」、と帯津先生は申されます。私はこの言葉に感銘を受け、今から5年前に「21世紀養生塾沖縄」を誕生させました。スタート時はほんの数人でしたが、今では沢山の賛同者を得て、2年前には、日本一きれいな海の宮古島にも新しい支部が誕生しております。

 21世紀養生塾は全国にもその輪が拡がり、どうやら来年ぐらいから全国各地との交流が始まりそうな気配になってきております。県外の方々は、沖縄には特別の魅力を感じてくださっているようで、私はそんな方々の期待にもこたえるべく、“生命の躍動”を感じてもらえそうな、「21世紀養生塾沖縄村」を造ってみたいと言う思いに夢を膨らませているのです。「念ずれば花開く」、坂村真民さんの有名な格言もあることですし、何としても念じ続けたい夢であります。
 

●県立武道館に「気功・太極拳教室」が誕生●
 思いがけない事でしたが、2008年4月から、沖縄県立奥武山武道館に、シニアの為の健康教室(気功・太極拳・呼吸法)がスタートすることとなり、私がその指導に当たる事になりました。対象は中高年者で、3ヶ月単位の教室ですが、第1期30名、第2期33名、そして進行中の第3期には40名の応募者があり、熱気に満ちたこの教室には感動を覚える程であります。

 世の中、健康教室花盛りの感がありますが、いずれも、若中年層を対象としたもので、シニアにはちょっと無理な気がしています。中国3000年の歴史の上に培われてきた気功・太極拳の動きは、シニアの為には最適の健康法で、毎週1回、この教室を訪ねる生徒さんたちが、回数を重ねるたびに、素晴らしい笑顔になってくださる姿を見るにつけ、私は、健康のお手伝いを出来る今の自分の人生に、大きな感謝と喜びを覚えているのです。


●アメリカ孫、ANIKAの誕生に学ぶこと●
 2008年6月24日(アメリカタイム)、私の家系に初めての混血の孫が誕生しました。女の子で名前はANIKA(日本語名:亜日香)です。私はまだこの孫には会っていないのですが、毎月のようにインターネットで送ってくる孫の写真に、なんとも不思議な感動を覚えずにはいられません。理屈抜きに可愛いいのですが、ANIKAの誕生を通して、今の私の一番の願い事は、世界が平和であって欲しいと思う事です。そして人は世界のどこに、どんな形で生まれたとしても、国籍、人種に関係なく、誰もが差別の無い幸せな人生を送って欲しいと願うのです。

 折りしも、2008年は、アフリカにルーツを持つといわれるオバマさんがアメリカ大統領に選出されました。オバマさんは演説の中で「白人のアメリカでもなく、黒人のアメリカでもなく、民主党のアメリカでもなく、共和党のアメリカでもなく、私たちはアメリカ合衆国民なのです」と発言され、世界中の喝采を浴びました。

願わくば、いつの日かこの地球上に、世界中の人たちが、世界中の人たちを思い合える、真に平和な地球国の誕生を夢に描いてみたいものですね。

2008年に感謝です!!

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