 森一生さんの写真スタジオで   琉球王国オーナー御夫婦と   名古屋教室練習風景   名古屋教室集合写真   蒲郡温泉にて海の幸満載の夕食   19年ぶりに再会した旧姓小島有香子さんと |  2015年1月31日〜2月2日、私達夫婦は4回目の名古屋の旅に招待されておりました。 名古屋の旅は、いつも名古屋在住の大城さんご夫妻によるご招待の旅です。 どうしてご招待かと言えば、今から5年程前に、ふとしたご縁で知り合いになった大城さんご夫妻が、何故か私の太極拳をたいそう気に入って下さり、以来毎年、名古屋に呼んで下さり、その都度、太極拳教室を催して下さっているのです。
実はこの名古屋の旅は、太極拳教室の後に、いつもまさかのサプライズを用意して下さっているのです。ちなみに第一回目は中津川の栗を訪ねての旅、第二回目は白川郷と飛騨高山、それに富山の氷見港までの長距離ドライブの旅、第三回目は岐阜の下呂温泉と料亭¨志村¨、伊勢神宮の旅(いずれもコラムNO126、127、 NO163、NO196、197に記載)、そして今回は愛知県蒲郡温泉の旅を用意して下さっておりました。
今回の旅の経過を思い出しながらコラムに残しておこうと思います。
1月31日 (1)沖縄那覇空港を出発して名古屋セントレア空港に着いたのは午後2時頃でした。 大城さんのお迎えで最初に私達が案内されたのは、森一生さんとおっしゃるプロの写真家が経営するフォトスタジオでした。¨私のポートレートを撮る¨のが目的だそうです。私はポートレート写真は、静止してちょっとにっこりした瞬間をパチリと撮るものとばかり思っていたのですが、このスタジオでは、自由気ままに雑談しているところをバシ、バシ、バシ、バシと目にもとまらぬ速さでシャッターを押しまくるのです。 私はそんな写真を撮られた事がないので本当にびっくりしたのですが、出来上がった写真を見てみると、今まで見た事のない自分が写っているのです。更に驚いたのはプロの写真家の目に映る、私の一番いいところは両耳なのだそうです。本当にびっくりする事ばかりの写真撮影体験でした。
(2)この日の夜は、沖縄好きが高じて、名古屋に¨琉球王国¨と言う料理店を開業したというお店を訪ねました。確か昨年もこのお店を訪ねた記憶があるのですが、このお店では日本舞踊の家元、フランス人、企業家などいろいろな職種の人達とすっかり友達になり、意気投合し、持参した名刺(10枚余り)は、この店で全部なくなってしまいました。夜の最後の締めはいつも¨山ちゃん¨の本店です。この日もそうなりました。
2月1日 (1)名古屋二日目の午前中は太極拳教室です。大城さんの声掛けで10名余りの方々が集まってくれました。とてもいい雰囲気の中、家内のヘルプもあって、私は気持ち良く約2時間余りの教室を無事に務める事が出来たような気がしております。
(2)教室を終えた後の昼食は『NICO』と言う名前の素敵なイタリアンレストランでしたが、偶然にもこの店のシェフは、沖縄出身の伊差川葵さんと言う方で、私はすっかり嬉しくなりました。
(3)昼食後のハプニングは、大城さんご夫婦による蒲郡温泉郷へのご招待でした。 私はこれまで蒲郡温泉がどこにあるのか知りませんでしたが、蒲郡温泉は愛知県三河湾を一望できる素晴らしい海岸沿いにあって、特に朝日が昇る景色を眺めながらの早朝の露天風呂は感動ものでした。海の幸満載の食事は幸せそのものでした。
2月2日 (1)朝9時に温泉宿を出発して、私達は今度は知多半島にある師崎漁港の朝市を訪ねました。伊勢湾と三河湾から採れる絶品の海産物が並ぶ師崎の朝市は何度訪ねても嬉しい所で、私達は今度も沢山の海の幸を買い求めセントレア空港に向かいました。
(2)今回の旅でのもう一つのハプニングは、このセントレア空港で、19年ぶりに再会できた小島有香子さんという女性との再会でした。 19年前の私は60歳、有香子さんは20歳の学生でしたが、二人とも1996年のアトランタオリンピックの聖火ランナーに選ばれた仲間です。その時以来、彼女は私の事を¨沖縄のお父さん¨と慕って下さり、年賀状の交換が続いていたのですが、図らずも今回の名古屋の旅で再会出来る事となり、まさに感動でした。 彼女は39歳、2児の母で、今はママさんバレーのキャプテンをされているとの事。 素敵な、しっかり者のお母さんになっておりました。
この日の2時30分、名古屋のセントレア空港を後にして沖縄に帰って来ました。 那覇空港には一歳半になる孫が、初めて空港に出迎えてくれていて、私の姿を見るや両手を挙げて飛びかかってくれるハプニングも待っておりました。 名古屋の旅は何もかもが素晴らしく100点満点の旅でした。いろいろな運命の出会いに感謝です。大城さんご夫妻には特別の感謝です。 (2015・2・5日の記)
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